京都伝統中医学研究所
長い歳月をかけて紡がれてきた東洋の智慧を、今日の暮らしのなかに。
そのために、季節と自然の巡りに、歩調を合わせる。
食べるもの、眠り方、こころの置きどころを、少しずつ整えていく。
その入口が、まず「今のからだとこころを知る」ことです。
そして長い歳月をかけて紡がれてきた東洋の智慧を、
自分に合わせて今日の暮らしに活かしてみる。
京都伝統中医学研究所は、中医学を中心とした東洋の智慧を、
わかりやすくお伝えする場です。
京都伝統中医学研究所は、中国伝統医学(以下、中医学)を、専門的な知識としてではなく、日々の暮らしの中で活かすための「養生の智慧」として伝える場として歩んできました。
これまで中医推拿による臨床の現場に携わり、言葉や数値だけでは捉えきれない微細な変化を、手の感覚を通して読み取ってきました。同じ訴えであっても、体質も、生活背景も、心の状態もまったく異なる方々と向き合うなかで、症状そのものよりも「なぜ今、その不調が現れているのか」という視点の大切さを、繰り返し学んできました。
現在、推拿施術そのものは行っていませんが、臨床で培った「人の状態を全体として見る眼」は、養生の提案や情報発信の中に生き続けています。治療の場から、暮らしに寄り添う養生の場へ。形を変えながら、これまでの経験を静かな土台として積み重ねています。
この研究所がお伝えしているのは、個人的な見解ではありません。中国の古典文献に記されてきた養生の考え方を典拠として示しながら、現代の暮らしに応用できるものを選び、分かりやすく解説することを心がけています。
一般の方が読んで腑に落ち、専門家が読んでも物足りなくない。その両立を目指しています。
中医学は、四千年とも言われる長い歴史の中で、人々の身体と生活を通して培われてきた自然観に基づく智慧です。からだを単独で捉えるのではなく、季節、風土、暮らし、感情の動きまでを含めて、体質や体調は常に揺れ動くものと考えます。
不調がはっきりとした病として現れる前の、わずかな変化や違和感に気づき、早い段階で整えていく。中医学がもっとも重んじてきた考え方です。
同じ季節、同じ暮らしの中にいても、人によって現れ方は異なります。今の自分がどちらへ傾いているかを知ることが、養生の出発点になります。
季節の巡りに合わせて、食べるもの、休み方、過ごし方を変えていく。二十四節気は、そのための古くからのものさしです。
中医学では、心と体は切り離せないものと考えます。八つの体質と五神の傾向を、35の問いから見ていきます。あくまで今の状態のめやすを知るためのもので、医学的な診断ではありません。
古典に記されてきた食材の性質を、五性・五味・帰経という中医学のものさしとともに解説しています。商品の紹介ではなく、食材そのものを知るための資料としてお読みください。
一年を二十四に分けた古来のこよみに沿って、その時季の過ごし方と食べ方を綴っています。note にて連載中です。
研究所が選んだ薬膳茶と薬膳食材は、専門店「京都楽楽堂」でお求めいただけます。
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